園長ごあいさつ

園長 前川徹

つぼみ保育園のホームページにアクセスしていただいてありがとうございます。
つぼみの保育について、わかりやすい方針を述べたいと思います。

「明るい子、つよい子、考える子」この3つを目標に掲げて、小さな芽を思いっきり大きく伸ばしてやります。豊かな自然環境のなかで、おおらかな心とたくましい体力づくりに励みます。

子どもが個性を尊重しながら、自立への道を歩めるよう援助します。このため2歳児から5歳児までの子供が一緒に生活する大きな縦割りクラスを作っています。縦割りの部屋は、ぞう・りんごの2つの組に分け、兄弟(姉妹)や近所の子らで、小さな子供の仲良し社会が楽しめるようにしています。必要に応じて横割り(年齢別)保育もしています。

特に5歳児は就学前指導と年長児としての心の教育に力を入れています。0・1歳児は、たんぽぽ組として独立しています。

「子供に自由とよい環境を」という理念を世界中に伝えたイタリアの教育者マリア・モンテッソーリの教育法を取り入れています。子どもと保育者と環境がかかわりあうのが特色で、整えられた環境の中で子どもたちは育ちあいます。縦割りの部屋には100種類の教材、教具が子供たちの手の届くところにセッティングされています。やりたい遊びは自分で選択して心ゆくまで遊ぶことができます。子どもの成長・発達を助ける興味深いものばかりで、数々の決まりを守りながら自由を満喫しています。子どもの心が安定して心を落ち着かせて生活できるすばらしい環境を提供したいと常に努めています。

「待ち」の保育に心がけています、保育者は口出しや手出しを極力控えて、手助けに徹します。一人一人の成長過程も関心の度合いも違いますから、個別指導にも重点をおいています。ていねいに、ゆっくり教え、子どもが意欲的に楽しみながら活動していけるようにします、
「保育者は子どもにやさしいまなざしを」がモットーです。

子ども社会の縦の関係を育てています。ガキ大将になったり、家来になったりして遊びます、小さなグループを多く作れば、それだけ多くのリーダーが生まれることになります。
小さい子は先輩のやることを見ていたり教わったりして、知恵が身につきます。具体的には、生活力がついて、けじめや分をしることになることです。

食育に関心を持ち、身体は食べ物で作られていることを知ります。そして、多くの大切な命をいただいて、私たちは生きているということに感謝します、飽食の時代です。いい食べ物、悪い食べ物を選択できる力を身に着けていきます。

つよい体になるように、ハダカ、ハダシで泥まみれになって遊びます。木にしがみついたり草むらで虫探しをしたりしますから、生傷、虫刺され、かぶれ等が絶えません、また動物を飼ったり、畑を耕したり、木の実を取ったりしながら、自然の仕組みを知りようにします。そして自然界に対する免疫を高めます。

以上